KYOCERA Document Technology Vietnam
住所:Lot 56A-C, VSIP Hai Phong Township, Industrial and Service Park, Q. Thuy Nguyen, Hai Phong
電話:0225-324-6855
営業:8~17時
見学:要問い合わせ
www.kyoceradocumentsolutions.com

植田将さん
案内人

1957年生まれ。1980年、京セラドキュメントソリューションズの前身である三田工業に入社。大阪の枚方工場、中国の石龍工場の勤務などを経て、2014年11月よりベトナム工場の代表を務める。

中国一極生産を脱し、ベトナムでの安定供給が現在の使命です。今後も品質第一の生産に取り組んでいきます

 

販売台数が伸びない時代に
毎年上がり続ける売り上げ

2012年10月にハイフォンで稼働した京セラドキュメントテクノロジーベトナム。大阪に本社を置く京セラドキュメントソリューションズ社の中国・石龍工場に次ぐ生産拠点だ。中国における貿易摩擦などのリスクを考慮し、中国から地理的に近く、また、もし現地調達することができなくても部品を運ぶ距離が短いため、ハイフォンに2拠点目を設立した。

ベトナム工場ではプリンターや複合機の本体、消耗品のトナーなどを製造している。生産数は年々伸びており、能力を拡張すべく、2019年4月に第3工場を稼働。現在は機械本体が月約12万台、トナーが月約55万本の生産量を誇る。

工場の方針は「品質第一」。1台を生産するのに従業員300人が携わり、約1500点もの部品を使用するが、ひとつのミスも許されない。よって不良品を発見したり問題が発生すれば即時生産ラインを停止して迅速に対応、問題を発見した従業員は表彰するなど報告しやすい環境づくりに徹し、ブランドの信頼度向上に貢献している。

 

複合機ができるまで

①部品の仕入れ

組み立てに使う部品を仕入れ、一度すべて倉庫に保管する

部品の種類は2万弱。抜き取り検査のほか、部品製造工場に専門員を送って実際の現場をチェックすることもあります

 

②部品の組み立て

部品はそれぞれ定着ユニット、現像ユニット、ドラムユニットの専用区画に送られて組み立てる

 

POINT!!

キット(KIT)配膳例


組み立てに必要な部品を必要な数だけ組み立て、作業者に届ける仕組みです。組み付け忘れが発生した場合は、キット箱に部品が残ることで、問題の見える化を徹底している。

従業員の教育はリーダーの指導の下、徹底して行いますが、やはりそこは人ですから大事な部分を見落とすこともあります。それを極力無くすため、わかりやすく作業できるように努めています

 

③本体の組み立て
3つのユニットを1つのラインに集約させて本体を組み立てる

 

④検品・梱包・出荷
完成本体の検品が終われば梱包され、日本や欧米など世界各国へ出荷される

 

生産台数が最も多いのは、1分間でA4サイズを毎分35~40枚を出力できる中速プリンターです

 

POINT!!

ライン停止ボタン


問題発見時はライン停止ボタンが押され、アラームが鳴り、生産ラインが一斉に一時停止する。問題が解決されるまでの時間も記録する

問題の見える化と迅速対応を意識しています。原因究明と再発防止に向けた会議を毎日行います