SK人事部 採用・教育虎の巻 其の百二

リファラル採用実施のポイント

 
2020年も残すところあと1ヶ月となりましたね。今年はCOVID-19一色ではありましたが、1年の締めくくりとして採用トレンドについてお話したいと思います。
 
日本ではここ数年、中途採用の手法として“リファラル採用”を積極的に取り入れる企業が増えています。リファラル採用とは「自社の従業員からの候補者紹介による採用」のことを言い、従業員の血縁関係者を採用する縁故採用とは区別されています。アメリカでは2010年時点ですでに採用活動を行っている企業の69%がリファラル採用を導入しており、日本でも2017年度の調査で60%以上が経験済みとのデータがあります。既にここベトナムでも以前私の勤務先では実施されており、この流れは今後ますます拡大していくことでしょう。

デメリットを回避するための方法

リファラル採用で着目されるメリットとしては企業と従業員のエンゲージメント向上と採用コスト削減、通常応募ではリーチできない人材の採用と、一見いいこと尽くしのように感じますが、その反面、デメリットもやはり存在するわけで。紹介者となる従業員の理解不足による間違った候補者選定や入社後の人間関係、偏ったタイプばかりの人材が集まり、多様性が感じられなくなった…など。採用責任者としてはこの新しいトレンドを自社にうまく取り入れつつ、いかに効果的な採用を行うべきか悩ましい方もいらっしゃるかもしれません。従業員の積極的な協力を得るために、お勧めしたい3つのコツはこちら。
◇どんな人材を求めているのか、採用プロセスも含め明確にし、状況を随時アップデートする
◇紹介者と応募者、関係する従業員間の関係性や配置バランスに配慮
◇紹介インセンティブ制度の導入
 
すべての採用課題がこの方法で解決できるわけではありませんが、来期の活動に取り入れてみてはいかがでしょう。

笠松薫里

 
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