パンへの飽くなき情熱を持ったルックさん。 ベトナムで29店舗を展開する

ピンクのパンは新たなベトナム
観光資源になるのか?

コロナウイルスの影響下で輸出入がストップし、未だ世界は混乱の最中。中国への出荷ができなくなってベトナムで大量に余った農作物が多くある中、タクシーの中でザボンが販売されたという話も聞きました。営業停止を余儀なくされたレストランは物凄いスピードでデリバリーサービスをはじめ、この発想の切り替えと瞬発力は日本人も見習うべくものだと感じます。

そんな、転んでもただでは起きない国ベトナムでは、ドラゴンフルーツを練り込んだ生地のピンクのパンが話題を呼んでいます。

右上から時計回りにチーズパン、タロイモ餡パン、 ココナッツパン

今回お邪魔したABCベーカリーは、いち早くドラゴンフルーツパンを販売した店舗。シンプルなバゲット(6000VND)のほか、タロイモやココナッツ、チーズなど食べやすいものと合わせたり、日本人だと好き嫌いがはっきり分かれるドリアン味など、種類豊富に展開しています。個人的に1番好みだったのは、しっとりとした生地に粘度の高いタロイモのペーストが入ったもの。ドラゴンフルーツの味は濃くないので、具を邪魔せず、後味の爽やかさも魅力。“かわいいだけではなく、ちゃんと美味しい”がポイントです。

ホーチミン市のピンクと言えば、インスタで大ブレイクした3区のタンディン教会一択でしたが、これをきっかけにドラゴンフルーツパンが二大ピンクとして今後新たな観光名物にもなるかもしれません。

窮すれば通ず、この大変な世の中を俊敏な知恵で乗り越えることができればベトナムはまた新たな国力をつけてゆけそうです。

三上 ナミ Nami Mikami

東京生まれの歌謡歌手。ベトナムのテレビ会社でVNメディアを勉強中。
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Instargram: @NammyMikami