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ベトナム人マネジメントの「素」

ベトナム中部人材最強説を覆す? の巻


「外

国人は、『中部の人間はタフで真面目で細かく、地味な仕事もきちんと成し遂げる』という良いイメージしか持っていない!」

ベトナム人の友人2人(北部と南部出身)との、酒の席での話です。

私もそう思っていたので、「そうだと思うよ。実際に評価は高いし、すげー革命家も中部出身に多い。産業が少ない中で頑張ってて、すごいよ」。そうすると北部の人間が、「外国人にはわからないかもだけど、日本人のイメージだったら庶民的な京都人に近いかな? タフで優秀なんだけど、何考えてるかわかりにくいんだ」。

彼らから見ると、北部人と南部人はお互いにソリは全然合わないけど、オープンでシンプルでわかりやすいからまだ安心感がある。ただ、中部の人間は表面的には考えが全然わからず、言葉が通じてても、通じてない感覚がある。そこが怖いというのです。「仲間にしたらサイコーだけど、敵になっても最強になる感じだから、どうしても慎重になる。なのに、単純に考えてる外国人が多すぎる」とのことでした。

確かに我々外国人は、言葉の代わりに記号でラベルを張ることが好きです。いつもなら「京都人とベトナム中部人は似ている?」などとまた新しいレッテルを貼りたくなる私ですが、フラットでないとマネジメントも見誤るなと感じました。

この連載を創刊以来3年半書かせていただき、様々なベトナム人のマネジメントの種をお伝えしてきましたが、4月からは週刊SKに移動します。「スケッチプロ読んだよ!」と言われるのが、皆さんが思っているより数倍うれしくて、ここまで頑張ることができました。本当に、何もかも、ありとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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